【資産運用】株価は好調ですがいろいろ気になることが目白押しの状況です

どうも皆様イクメンバフェットです。

プライベートも仕事も忙しく全然更新出来ていませんでしたがまたまた少しずつ更新していきたいと思います。

しばらく間が空いてしまいましたがその間にいろいろ気になる動きがあったので、今日はそれをまとめたいと思います。

・米株は相変わらず好調
 かなり前からそろそろピークをつけるのでは、と言われている米株ですが6月に入っても相変わらず好調。ダウ平均もS&P500も史上最高値を更新中。その一方恐怖指数やボラティリティ関係の指標が低下し、暴落を懸念する声も多くなっています。
・米国経済は原則局面突入か
 さらに米国の経済指標がややパッとしません。明らかにひどい、予想を下回ったという感じではないですが、いろいろのところ&人がリセッションに入ったのではという声が上がっています。
・利上げは予想通り実施、バランスシート縮小予定は予想以上か
 FRBは予想通りに6月に利上げを実施。その一方量的緩和で膨れたバランスシートの縮小をそろそろ予定いているというアナウンスメントも出しています。こちらの方は市場の予想よりも早い&大きいのではという感じです。
・原油価格は相変わらず冴えない
 OPECの減産延長が合意されたものの、原油価格は相変わらず冴えません。WTIで45$を割る水準となっています。中東のごたごたも、OPECの結束力が弱くなるだけと、原油価格にはネガティブに働いているという感じ。
・地政学リスクはやや沈静化
 春頃にかけて世界の安全保障リスクを高めていた、北朝鮮(あっ、具体名出してしまった)、中東のISIS、欧州のテロリズム、中国及びロシアの拡張主義等は夏にかけて意外な程鎮静化しています。また米国のトランプ叩きも一服した感じでしょうか。話はそれますが、このような状況なので逆に日本では政権の下らないあら探しに大手メディア及び野党が血道を上げるというありさま。マジでこの国の野党とメディアは与党以上に腐っていると思うのは私だけでしょうか。とはいえ、世界的には何故か地政学リスクは全体的にやや落ち着いた感じ。

感想としては嵐の前の静けさなのか、噴火する前にマグマが溜まっている状況なのか。心境はちょっと複雑です。
そんなわけで一部資産を現金化した方がいいのか迷い中。特に配当利回りが低く、マーケット環境をもろに受け、すでにかなりの利益を出しているVTと予想以上に速いペースで上昇してしまったABBVについては一旦利益確定してもいいのではとも思っています。一方で売り買いを行うとどうしても現金の比率が大きくなるため利回りが悪化するのは気になるところ。基本的にはしばらく新規の買いは控えて軍資金を貯めるという方向が一番妥当な気がしなくもないのですが。

プライベートでもやや忙しいこともありなかなか悩ましいところです。

それでは今日はこのくらいで、ほなまたね。


5分で分かる米国株投資の魅力






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【米株:エネルギー】エクソン・モービル(XOM)の業績と原油価格との関係Part2

どうも皆様イクメンバフェットです。

前回はXOMの売上とWTIの価格との関係を調べましたが、今回は利益です。

XOMの利益とWTIの価格の10カ年推移は以下の通り。
XOM20170607_9.jpg

何となく相関してそうな感はあるのですが、分かりやすくするため、こちらも横軸をWTI価格、縦軸をXOM利益でグラフ化すると以下の通り。
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線形近似にするには、Rの二乗が0.7代なのでやや弱いですね。対数や指数近似等試してみましたがあまりいいものが無い感じです。売上の方がWTIにそれなりに相関しているのに対し、利益の方はそこまで強くない印象です。
恐らくこれは部門ごとに原油価格の影響を受ける部門とそうで無い部門があるからと思われます。

という事で、XOMの部門別の利益については以下の通り。
XOM20170607_5.jpg

Upstreamは油田やガス田を掘り、そこに埋蔵されている各種地下資源を採掘する部門、Downstreamは原油の精製及び輸送部門、Chemicalは化学製品製造部門、Corporate and finacingはその他部門や全社共通部門の利益(基本的にはコストか)と推測されます。各部門の利益を縦軸、横軸をWTIの年平均価格にグラフ化すると以下の通り(Corporate and finacingは除く)。
XOM20170607_6.jpg

Upstreamは権益ビジネスですので、原油価格が高い場合は莫大な利益を生んでいます。原油価格が高い年には300億ドル以上の利益を稼いでいます。しかし、原油価格が低かった直近2016年はほとんど利益を出すことが出来ませんでした。WTI価格との相関は線形近似っぽくもありますが、指数関数近似にした方がより良い相関が取れたので、グラフ上の式を用いるとある程度利益予測が出来そうです。因みにこれを見るとXOMのUpstreamのブレークイーブンはWTI価格で約43$近辺だという事が見て取れます。これは中東のような1バレル当たり10$以下の権益もあれば、深海油田やシェールオイルのような1バレル当たり50$以上の権益が混在しているためにこのような結果になったと推測されます。また実際には会計利益上は43$近辺がブレークイーブンですが、油田やガス田は最初の探査/掘削コストが重いはずですので、キャッシュフロー上のブレークイーブンは半分以下だと思われます(43$以下だと創業するほど損ではなく、キャッシュフロー上はプラスなので操業する方が良いという意味)。
一方Chemicalは利益の振れ幅は小さく安定しています。こちらはむしろマクロ経済環境、世界全体の、特に米国の景気の良し悪しに左右されそうです。妥当なところでは前期と同程度の成長(+4.5%)があっても十分おかしくないと思います。因みに2017年1Qは-14%と利益減。これを考えると現下の経済状況であれば横置き予測でも問題は無いかもしれません。
これらに対し分析が難しいのはDownstreamの利益。原油の精製という事で、原油の価格にも左右されますし、世界のマクロ環境にも左右されることが想像されます。また原油価格が高すぎると逆に収益がやや頭打ちになるという性質を持っていそうです。恐らくビジネスの性質上、仕入れコストは原油価格が高いとマイナス、販売価格は原油価格が高いとプラスでさらにマクロが良いとプラス。さらに仕入れる原油、石油についてはいろいろヘッジ等もしていると予測され、それらのオペレーション巧拙によっても利益は変わりそうです。悩ましいですが、2017年1Qでは利益は+23%増えているので、この数値を使うのも有りですが、やはり前期と同じ値を使う方が安心感はあります。

上記を踏まえた今期のWTI価格に対する利益予想は以下の通り。
XOM20170607_8.jpg

WTI年平均価格が50$であれば、今期の利益は前期に比べ+80%、55$まで行けば+140%と大幅増になりそうです。いずれにしてもある程度の原油価格を維持する場合XOMは安定した利益を出すことが分かります。
またXOMのような売上が数十兆円規模の会社の場合短いスパンで売上・利益構造が変わるとも思えませんが、事業強化によりUpstreamのブレークイーブンの原油価格がもっと低くなる可能性も有ります。

いずれにしてもXOMは典型的なバイ&ホールド&配当再投資銘柄ということですね。

それでは今日はこのくらいで、ほなまたね。


5分で分かる米国株投資の魅力






【米株:エネルギー】エクソン・モービル(XOM)の業績と原油価格との関係Part1

どうも皆様イクメンバフェットです。

カタールがサウジ等から断交されるというニュースがあり、相変わらず中東方面が何やら騒がしいですが、原油価格の動きは鈍いようです。よっぽど大きな出来事が起こらない限りあと数年間はWTIで40~60$のボックス相場になりそうな気がしてしまいます。

さてこのような状況なので、保有しているエクソン・モービル(XOM)の業績と原油価格について調べてみました。今後の買い増すタイミングの参考になればと思いちょっと分析です。
なお以前XOMの業績はヤフーファイナンスの情報を利用しましたが、今回はXOMのIR関係のデータを用いました。すると原因は不明ですが、若干ですが数字がずれておりました。このあたりの理由はちょっと不明です。もしかしたらP&GのIR情報のように事業売却した売上を除外しているのかもしれません(今回は10カ年の財務情報を調べましたが、毎年毎年の10Kデータを見るのは面倒なので、まとまっているものを利用しました)。

XOMの業績は以下の表の通り。
XOM20170607_1.jpg

2009年のリーマンショックで落ち込むも、その後収益を回復。売上は2011年に、利益は2012年を頂上に直近まで売上、利益供に下落傾向、というのが見て取れます。

次にWTIの年平均の価格の推移は以下の通り。
XOM20170607_2.jpg

2009年に落ち込みその後値を戻し2011年から2013年にかけてかなり高水準を維持、2014年から直近2016年にかけては一貫して下落となっています。

では、XOMの売上とWTIを比べると以下の通り。
XOM20170607_3.jpg

何となく売上とWTI価格が連動してそうな感じ。
これを、分かりやすく縦軸をXOM売上、横軸をWTIの年平均価格にグラフ化すると以下の通り。
XOM20170607_4.jpg

結構相関しております。しかも単純な線形近似に対し、Rの二乗に0.9以上で近似しております。この感じですとこの式に年平均のWTI価格予想を入れればXOMの売上はそれなりに予測できそうな感じです。
そこでWTI価格を40$から62.5$まで2.5$刻みでXOMの売上を予測すると以下のようになります。
XOM20170607_7.jpg

2017年の年平均WTI価格が約5カ月平均の約50$とした場合、売上は前年比で+20%ぐらい伸びそうで、55$ぐらいになってくれると+30%ぐらい伸びると予測されます。
因みに2017年1Qは売上は前年比+30%。これは2016年1Qが原油価格の底であったために大幅反発したものと思われます。通年ではこのままいくとやはりWTIで年平均50$、売上前年比+20%ぐらいで落ち着きそうな気がします。

利益についてはまた次回にでも。

それでは今日はこのくらいで、ほなまたね。


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【米株:エネルギー】一応OPEC&ロシアの原油減産延長決定、エクソン・モービル(XOM)等のエネルギー株はどうなる?

どうも皆様イクメンバフェットです。

前回投資とは直接関係の無い話で、「正解するカド」の「ワム」の話をしたので、エネルギー関連の話題を。

2017年上期相変わらずさえない感じの原油価格ですが、先月OPEC&ロシアが減産延長を決定したみたいです。ですが原油価格は冴えず、6月5日時点で以下の通り。
WTI原油:48.11$
Brent原油:50.41$
WTI価格で50$を下回るという水準で上値が重そうな感じ。

原油価格がさえないのは、
・シェールオイルの増産が止まらない
 -採掘コストの低い、パーミヤン地区を中心に増産が続いている
 -米国内にはDUC(待機井戸、既に掘っているが原油の生産は行っていない、地中深くまで穴を掘る初期投資の重い部分は既に済んでいるので、低コストで生産できる)が大量にあり、それらが生産開始している
 -原油価格が55$前後の時期にシェール業者は先物で売っており、そのポジションが解消できるまでは積極的に生産できる(むしろ資金回収したいはずなのでするはず)
・米国ではドライビングシーズンに入るが、ガソリンの需要が弱い
・インド、中国等の新興国の需要が弱い
・FRBの利上げや量的縮小予測があり、原油市場からの資金の流出懸念
・各国共在庫が思ったほど減っていない
といったところでしょうか。
短期的には40$台前半、40$割れもあるかもしれません。

おかげでエネルギー関連銘柄もさえません。エクソン・モービル(XOM)の株価も79.50$と80$割れ水準。

しかしイクメンバフェットとしてはこれについてはむしろ投資チャンスのような気がします。というのは以下の理由。
・サウジアラビアはアラムコの上場を控え、原油価格はなるべく高く、最低50$以上の水準は確保したいと考えているはず
・OPEC及びロシア等産油国は40$以下水準では国家として存続の危機がある(一応各国共最悪のシナリオとして40$以下水準での予算を組んでいると思われるが、いろいろ苦しいはず、以前にも記載しましたが、多くの国である程度余裕をもって国家運営を出来る原油価格は80$水準、この半分水準だとやはり厳しいはず)
・現在原油価格が下がったとはいえ、2016年の上期よりは高い水準(2016年上期は30$近辺から50$近辺に値上がり相場で平均40$程度と思われるが、2017年上期は45$から55$のボックス相場で平均50$程度なので、2017年上期の方が原油価格は約20%程度高いと思われる)

短期的にはXOMやその他エネルギー株はさらに値を下げる可能性はありますが、うまい具合に投資したいと思います。具体的にはXOMを追加取得か、シェブロン(CVX)、キンダー・モルガン(KMI)、あるいはボリュームは少ないかもですがシェール関連にも興味はあります。迷いますね(笑)。「ワム」のようなものが登場しなければ、エネルギー関連銘柄は今後もある程度収益が期待できると思いますので、タイミング見計らって投資したいと思います。

それでは今日はこのくらいで、ほなまたね。


5分で分かる米国株投資の魅力






【未分類】“「正解するカド」に登場する「ワム」が登場したら?”を考えたら短期的にはえらいことになってしまった

どうも皆様イクメンバフェットです。

今回は、ちょっと直接は投資に関係の無い思考体操的なお話。

私結構深夜アニメを見ております。平日に録画して、撮り貯めていたものを、週末深夜に1.5倍速で一気に見るという事をしているのですが、その中で気になったことが。

現在放送されているアニメで「正解するカド」というのがあるのですが、その中に「ワム」というものが出て来ます。アニメの内容云々の話は他のところでも分かるのであまり深入りしませんが、この「ワム」というのは無尽蔵に電気エネルギーを取れるという設定の物らしいです。
最初これを見た時はあまり何も気にせず見ていたのですが(「もし有ったら電気代が安くなりそうでいいよね~」ぐらいです)、もしこれが現実世界で出てきたら結構面白いなと思いました。というのもパッと見は「電気エネルギーが無尽蔵に取れるので世界がハッピーになるのでは?」と考えられますが、金融方面からよくよく考えると短期的にはものすごい負のインパクトがあるのではと思いました。
つまり、電気が無尽蔵に取れる→エネルギーに関わる物の価値が暴落する、という事なので金融方面では以下の事象が発生すると思われます。
・石油関係や天然ガス、石炭等の炭化水素関連銘柄の株価が暴落:原油メジャーの株価とか吹っ飛ぶでしょう。現在各社株価が一時期に比べ落ちたとはいえ1社で時価総額は軽く10兆円以上の企業です。その価値が恐らく数日で1/10以下とかになるのではないでしょうか。世界の主要な株価指数が心配です。原油メジャーは現金等の資産もあるので会社としては一応生き残れるかもしれませんが、マーケット全体が、売りが売りを呼ぶような状況で、株式市場はリーマンショック時のような状況になるのではないでしょうか。
・シェール関連企業への融資が完全に焦げ付く、ジャンク債が文字通りゴミになり、一部金融機関が破たん:シェール関連企業はほぼ倒産するでしょう。そうするとシェール企業の資金を支えていたジャンク債市場も崩壊すると思われます。勿論ジャンク債はシェール企業以外も多いのですが、シェール企業が全滅となれば、その債権は様々な金融商品に紛れているので、サブプライムローン問題と同様に燃え広がってしまうと思われます。ジャンク債及びそれを組み入れた金融商品のマーケットは大混乱になるのではないでしょうか。サブプライムローン問題、リーマンショックの教訓からで大手金融機関は自己投資で過度なポジションは取っていないと思いますが、一部金融機関は破たんする可能性は十分にあり得ます。またそれらに投資していた投資家はかなりの損失を被り、資産運用会社の一部も破たんするでしょう。
・原油天然ガス関連の優良企業への融資が焦げ付き、ジャンク債以外の債券も大混乱:恐らくエネルギー関連企業についてはジャンクではないプライムの債券も焦げ付く可能性があります。となると社債市場全体も大混乱状態になるのではないでしょうか。
・原油天然ガス産出国は未曽有の大混乱:原油や天然ガスの産出国はそれの輸出に頼った国家経営をしている国がかなり多いです。OPECにしろ、ロシアにしろ、それらの輸出で国家が成り立っています。もしその価値が暴落すれば外貨獲得手段がほぼ閉ざされます。各国の通貨及び国債は暴落するでしょう。これらの国は原油等で得たお金で国民を黙らせているので、潤沢な外貨準備等がある国が多いとはいえ、一部の国ではクーデーターや革命がごく短い時間に起こる可能性は十分あります。

上記以外にもまだまだありそうですが、このように電気エネルギーが無尽蔵に取れることによって、金融方面については短期的にはものすごい負のインパクトがあると思われます。しかもこれを深く考えると「エネルギーが供給過剰になる」という構図なので、世界恐慌時の状況と類似していることが分かります(世界恐慌を引き起こしたのはモノの過剰供給が一因と思われるので)。既に簡単に思いついた金融方面で起こりそうなことを羅列しても、株式も債券も恐らく短期的には暴落、大混乱です。上記以外にもテスラとかパナソニックとか電池関連に力を入れている会社の株価とかも暴落しそうですし、金融市場への不の影響は短期的には相当でかいものとなりそうです。もしこれらが引き金になり第二の世界恐慌が発生してしまったら次は第三次世界大戦に。。。

アニメでは人類の発展のために提供された「ワム」ですが、物事の転び方によっては大惨事になるのではとちょっと心配してしまいました。ただエネルギーコストが劇的に下がるので長期的には絶対にプラス(人類が滅んでいなければ)になると思われます。宇宙開発とかは劇的に進歩するでしょう。

以上簡単な思考体操ですが、エネルギー銘柄に投資していた自分としてはついつい気になってしまいました。

それでは今日はこのくらいで、ほなまたね。




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